白狐通信
大人可愛いミルキーホワイト みるく
やわらかく温かみのある白色
白のネイルは上品で清楚な印象を与えてくれます。少し黄みのあるオフホワイトのみるくは、純白の胡粉(ごふん)より控えめな印象ですが、やわらかい色合いで肌なじみがよく温かみのあるカラーです。
夏は特に白のネイルが似合う季節。甘めの雰囲気もあるので普段使いにも活躍できます。
ピンク・赤系とは違う色で気分を変えたくなったら、ミルキーホワイトを取り入れてみてください。優しい気持ちになれるかも。
神聖さ、平和など純粋な印象を与える色
ほんのり黄みのある優しい白色のミルク(牛乳)。
世界での歴史はとても古く、イギリス周辺から出土した約6千年前の陶器から、牛乳の脂肪分が発見されているそうです。
今や手軽に飲むことができますが、日本では奈良時代に渡来し、献上品として珍重されていました。当時は滋養強壮や薬のように利用されていたようです。
江戸時代に外国人が住むようになると、酪農が始まりました。
私たちに身近になったのは、明治時代「天皇が毎日2回ずつ飲む」という記事が新聞に載ってから。
その後北海道の開拓事業などで、国内の酪農が盛んになり、戦後の食生活の欧米化もあり急速に広まりました。
和色では生成色、白百合色などと呼ばれ、同じくホワイトリリー、ミルクホワイト、オフホワイトが当てはまります。
白色は光、清潔さ、神聖さ、平和など純粋な印象を与えます。どんな色とも馴染んで調和します。
ネイルアートには1、2を争う出番の多い色
ワンカラーでは少し甘めのやさしい印象になります。色の主張が強くない分、ワンポイントに使うスタッズやネイルシール次第で可愛くも大人っぽくも仕上げられるので、手軽に様々な印象の手元を作れます。
お絵かきネイルの白色としてはもちろんのこと、ワンカラーでパキッと強い印象の色は1~2本みるくに塗り替えるとやわらかい印象に。定番のフレンチネイルにもオススメです。
ネイルデザインでは1、2を争うくらい出番の多い白ですので1本持っておくと便利ですよ。
写真のネイルアートのやり方はこちらをどうぞ
ねいる図案帖
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