白狐通信
2016-2017の秋冬はメタリックカラーがトレンド。
夏に人気のゴールドですが、2016-2017の秋冬はメタリックカラーがトレンド。ミラーパウダーを使ったミラーネイルも人気がありますよね。
黄金色は、少し赤みのあるマットゴールドで、ラメがたっぷり入っているので、重厚感のある優美でゴージャスな指先にしてくれます。
黄金色をベースに鶯緑や藍と組み合わせれば、シックなパーティードレスにも似合いそうな大人っぽいアレンジも楽しめます。カラーがゴージャスなので、ネイルシールを貼るだけで簡単に華やかな雰囲気が作れるし、合わせる色を選ばないので手軽にネイルアートができます。
輝かシリーズは、入浴でも落とせる手軽なOne Day Nail。新年・成人式・卒業・ハロウィン・クリスマスなど一日だけのパーティネイルにも使いやすいですよ。
不変の象徴。人々を魅了した黄金
伝統色としては「こがねいろ」の名前で存在してます。
13世紀にイタリアの商人マルコ・ポーロが「東方見聞録」にて、日本を「黄金の国ジパング」とも記していますが、日本は他の文明よりかなり遅れて金と出会いました。
西暦57年に後漢から「漢委奴国王印」が贈られたことで金と出会い、それから数百年を経た8世紀になって、ようやく日本でも金が発見されるようになりました。
古くは「くがね」「きがね」と呼ばれたり、異なる呼称がいくつもあるのが特徴で、世界から遅れて金と出会った日本人がいかに金に魅了されていたかが窺い知れます。
最も大規模に金が使われたのは、聖武天皇による東大寺の大仏の鍍金(ときん:メッキのこと)でしょう。これには東北の陸奥の砂金が使われたという記述が残っています。
平安時代に入ると国内の金の産出量も徐々に増え始め、権力者たちは来世における極楽浄土での往生成仏を願って、次々と寺院を建立し、金で装飾を施しました。
例えば京都の宇治に建つ平等院はまさにその象徴で、鳳凰堂阿弥陀如来像には金箔が貼られ、まさに光り輝く美しさを誇っています。
戦国時代の権力者は、建築物や身の回りの品などを黄金で飾り、その頃日本に訪れた南蛮人達もこれらの黄金の輝きに目を見張ったと言われています。
私たちにとって大切な主食である米が実ると「黄金色の稲穂」という表現をすることからも、豊作に感謝を捧げるともに、日本人が特別な思いを抱いている色だと感じられるのではないでしょうか。
また、今はプラチナが主流の結婚指輪ですが、昔はゴールドだったんですよ。ゴールドは昔から不変の象徴であり、その輝きは永遠を表します。だから、結婚の誓いにはピッタリのもので、結婚の象徴の色なんです。
ぶれない強さと自尊心。体と心の中心を表す色
色は人の心に働きかける力があることはご存知でしょうか。例えばリビングの照明をリラックスできる色にしたり、商品のパッケージが購買意欲を掻き立てる色でデザインされていたり、身近なところで利用されいます。
そういった色の力を心身を健やかに保つために活用しようとするのがカラーセラピーです。
胡粉ネイルの黄金色は、威厳のある金に黄色に少し赤みを足した山吹色のような深い黄色も表しています。
金色の光り輝く本質を基本に、黄色のライトな感じだけでなく、赤色の「生きる重さ」を加えて出来た色です。
丹田あたりを表す色であり、精神修練の際に、体の重心を感じ意識を向ける場所=センターを表す色です。
ご自分の心の軸を感じて、自分の意思で物事を成し遂げ、自己表現の道を歩んでいけます。身も心もぶれない強さ、自尊心を持って自己を追求することを応援してくれるでしょう。