白狐通信
オシャレに決まる秋冬定番モスグリーン。
グリーン系のマニキュアは個性的で苦手という方には、秋冬新色の青朽葉(あおくちば)がオススメ。決して派手な色ではないので、初めてでも取り入れやすく、他の秋冬カラーとも相性バツグンです。
「藍」「瑪瑙」「黄金色」と合わせてクールに、「京紅」「緋銅色」と合わせて大人っぽく、キレイめネイルアートが簡単に作れます。
シックなスタイルが好きな方には、秋のプチギフトとして、青朽葉はオススメです。
平安時代の人々に愛された色
平安時代から鎌倉、室町時代にかけての貴族の服飾文化「かさねの色目」で、秋に着用されていた色名です。秋が近づいて木々の葉が朽ちていく様子を表した色を「朽葉色」と称しますが、色の変化それぞれに色名が付けられており、そのバリエーションは48色ほどあるといわれてます。平安朝の人々が微妙な色の違いを鑑賞して名前をつけたことから、一日一刻を大切にし、メモリーに残すかのように自然を愛していたのが伺われます。
平安時代の歌人たちは、春より秋、それも晩秋から初冬のものさびしい季節に歌心をそそられたようです。それは「古今和歌集」でも春より秋の歌のほうが多いことに現れており、朽葉色は「もののあはれ」として美学の典型ともいえる色名です。
朽葉色を表す西洋名は、フランス語ならフォイーュモルト、英語ならラセットブラウンがあります。日本語の朽葉色という色名からは、深まりゆく秋の風情を詩情豊かに感じさせてくれますね。
決断をする時、悩みを抱えている時、助けになってくれる色
色の刺激を使い、心身を良い状態に導き保つ方法をカラーセラピーといいます。色の持つ意味や力を知って、生活の中で役立ててください。
黄みがかった深みのある緑は、オリーブダークグリーンに含まれます。
緑は黄色と青の混色なので、2色の力が混ざり合って効果を発揮します。
黄色は物事を明確にさせる色で、青は洞察力をもたらす色なので、2つが合わさり、解決すべき事柄が表面化されます。悩みを抱えている時、問題点が理解出来なければ、解決方法を考えることもできませんよね。そんな時、事柄を明瞭に理解する効果のある緑色が、心のバランスを取り戻し、安静をもたらす手助けをしてくれます。
また方向を示してくれる色でもあるので、何か決心をしようとしている時に用いるといいですね。