白狐通信
ストレス解消に効果的な緑・青系、黄色
色を味方にしてください。
人が幸せになる方法の一つは、自己を知り自己表現が出来ることかと考えます。
人には必ず持って生まれた才能というものがありますが、それを否定したり、気づかないまま生きている方も多いのではないでしょうか。自分の持っている可能性に気づかなければ、「やればできる」「思い願いが必ず実現する」ということさえも信じられなくなりますよね。
今あなたが選んでいる色の意味を知ることで、自分の可能性や魅力に気づくこともできます。
色を自分を知るためのひとつのツールとして、活用していただけると幸いです。
- 水藤 (みずふじ) 淡い紫色の花房を優美に垂らす藤の花。
- 水浅黄 (みずあさぎ) 爽快な気持ちにさせてくれる日本の色を胡粉ネイルにしました。
- バナナ 栄養満点で元気の源となる、パワフル「バナナ」を連想して名付けました。
心を穏やかにしてくれる緑・青
ロンドンのテムズ川にかかるブラックフライアブリッジは、以前自殺の名所として有名でした。そこで色を黒から緑に塗り替えたところ、自殺者が3分の1に減ったといわれています。再生を表す緑がリラックス効果を与え、心理状況をおさえることが出来たのでしょう。
東京大学のある研究結果では、駅や踏切などに取り付けた青色灯が列車への飛び込み自殺を防ぐ効果があると報告され、首都圏の71駅で2000~2010年に起きた自殺のデータを分析した結果、青色灯を設置した駅は未設置の駅と比べ、自殺が平均84%減少したそうです。
このように心理学的効果を発揮してくれる緑系・青系には、自分の感情をなだめる、自分の体を癒す、自分の欲望をよみがえらせる、感情的ストレスを低減させる、活動しすぎを静める、精神的混乱を鎮静させる、過労を低減する、などの効果が得られます。
愛のエネルギーの象徴
もうひとつお勧めしたいのが、黄色です。
古今東西の宗教画で、黄色は聖なる光を表す色として描かれ続けています。そこに込められているのは、人々の希望や祈りなんです。黄色は、心が光を求めている時に使いたくなる色で、色彩心理の研究では、幼児期の子供達の絵は黄色が多く使われていることが知られています。幼児期は何より親に愛情を求める時期、その愛のエネルギーの象徴が黄色なんです。(ポケモン人気も黄色いピカチュウだったからかも)
「お母さんこっちをむいて」「甘えたいよ」と訴えている色なんです。
大人社会になって、周りにバリアを張り巡らしたり、他の人に何かを任せたり委ねたり出来ない、恋人に対して甘えたくても甘えられない、そんなこともストレスの大きな原因になると私は思います。そんな時、黄色を使ってもらうとなぜかワクワクしてきて、子供のような素直さが取り戻せますよ。