白狐通信
がんと楽しくお付き合い in Kyoto
年に1回行われるがん患者のためのイベント
少し前ですが、「がんと楽しくお付き合い in Kyoto」というイベントで、胡粉ネイルをお試しいただいたので、その時のことをお伝えしたいと思います。
がんと楽しくお付き合い in Kyotoは、がん経験者の方が企画運営するがん患者、がん経験者とその家族や友人が参加できる年に一回行われるイベントです。弊社が参加した回では、乳がんブラジャー、人工乳房、医療用帽子・ウィッグの展示や体験会、相談会など行われていました。2016年からは京都市民活動サポート事業になったそうです。
素敵な笑顔が印象的
来場者は100名ほどで、乳がん患者さんとその家族の方がいらっしゃってました。お母さんと娘さんの来場者も多かったです。
みなさん素敵な笑顔で来られているのが、とても印象的でした。
がん患者さんでもみなさんそれぞれに段階や発症からの時間の違いがあり、ステージ1からもっと高い方、これから治療を受けようとされている方、年齢も20代から60代くらいまで様々。
数年前に発症してがん患者さんの気持ちがわかるため、自身の経験を活かして乳がんブラジャーや人工乳房を販売されている方もいらっしゃいました。
胡粉ネイルの体験ブースにも来場者の方が、途切れなく来てくださいました。
胡粉ネイルを試してくださった方のお爪の状態も様々でした。
がん患者の方には、いつもは自爪の色が隠れる不透明な胡粉ネイルが好まれるのですが、今回の一番人気は水茜のようでした。
女性にとって必要なこと
女性である喜びをもたらしてくれる“お洒落”は、がんと闘う中で、楽しく日々を過ごそうと努める意欲を支えてくれる…、そんな気持ちで胡粉ネイルに関心をもってくださっているようでした。
乳がんになった方が、こんなことをおっしゃいました。今まではどうしても必要な商品が多かったが、この胡粉ネイルはそれらとは違う二次的な商品。でも、実はとてもとても大切なことを教えてくれた。女性であること。心を喜ばせてくれることで、本当の気力がよみがえる…。
私も、同じことをすごく感じました。
人にとってとても大切なことは、心、感性を刺激することだと。
みなさんアンネガティブでポジティブで、パワーとエネルギーをたくさんいただきました。
今では3人に1人ががんだとか…。私自身にいつ起きてもおかしくない中、このような場所に参加させていただいたことで、健康体でいる自分が、自分に向けて、人様に向けて、今出来ることを深く考えています。
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